あらすじ（引用：wikipedia）

1912年、旧帝大を卒業後、22歳で内務省警保局に入局。その後めきめきと頭角を現し、1932年42歳で特別高等警視に昇格した鷲巣巌。1940年、50歳で権中警視(現在の警視長)に上り詰めるが、2年後突然退職。
1942年…そう鷲巣はミッドウェー海戦の惨敗から、「日本の敗戦」を予期していた鷲巣は敗戦による戦勝国からの戦犯裁判、当然予想される自分への重刑を逃れるための退職であった。
常人の域を超える才覚を発揮し、鷲巣は特高時代の情報、コネクションを利用し、GHQの裏賭場で連戦連勝することによって資本金を獲得。当時誰もが疑問に思った経営コンサルタント」会社を設立し、瞬く間に急成長を遂げる--。
しかし、鷲巣の台頭に対し、対抗勢力も現れた。既存権益にしがみつく旧支配勢力(旧財閥)や戦勝国として急速に権益を拡大しようとする在日系の新勢力。そして戦後の闇市場を支配していた裏社会。
拮抗する勢力争いにケリをつけるため用意されたのが「麻雀勝負」であった。そしてそれは鷲巣を嵌めるために旧支配勢力が仕掛けた罠でもあった。
相手の罠としりつつも勝負へ向かう鷲巣-そこで彼を待ち受けるものとは!?