あらすじ

どれだけ僕を嫌い憎んでも、君の全てを手に入れる
神殿の下働きをしているユスティネは、ミルカ神殿長に突然聖職者の世話を依頼され困惑する。
銀の髪と碧い瞳という王族の色彩を持つその聖職者は、幼い頃に王太子の座を追われ行方不明となっている前国王の息子レオリウスだった。
高貴な身分であるにもかかわらず下働きの自分にも穏やかに接してくれる彼に、ユスティネはいつしか心惹かれていく。
だが、あることをきっかけに変貌したレオリウスにユスティネは純潔を奪われて、さらには子を孕むまで監禁する--と告げられ……。
復讐を胸に秘めた聖職者×『証』を持つ少女、逃れられぬ運命が交錯するその先は--