舞姫(テレプシコーラ)の最新刊

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舞姫(テレプシコーラ)まいひめてれぷしこーら 全10巻

山岸凉子

最終巻発売日:2007年01月23日
出版社:メディアファクトリー (MFコミックス)

あらすじ(引用:wikipedia)

埼玉県のベッドタウンで暮らす小学校5年生の篠原六花(ゆき)。彼女はひとつ上の姉千花(ちか)と、自宅でバレエ教室を営む母のもとで、バレエを習う少女である。おっとりした性格の六花は、優秀で明確な意思を持ってプロバレリーナを目指す姉の千花と比べられながらも、ただ踊るのが好きでのんびりとバレエをやっていた。
夏休み明けの新学期。奇妙な転校生、須藤空美があらわれる。醜い外見からは想像もつかないが、彼女のアンドゥオールの足や180度に開く脚を見た六花には、彼女はバレエをやっているとしか思えなかった。その頃六花はバレエダンサーとしては致命的ともいえる自分の身体的欠陥を知らされる。一時はバレエをやめる決意までしたが、空美の踊る姿を見て再びバレエへの気持ちを取り戻すのだった。
千花と共に埼玉バレエコンクールに出場した六花は、予選通過の実績が認められ東京の貝塚バレエ本部のエリートクラスに加わり、新しい先生達とも出会う。千花はバレエ団本公演『くるみ割り人形』のクララ役に抜擢され、華々しいデビューを飾るが、舞台上のアクシデントで重傷を負い、幾度もの手術と先の見えないリハビリを強いられ追い詰められていく。
中学生になった六花は振付に興味を持つようになる。彼女のコリオグラファー(振付家)としての天分を見抜いた富樫により、六花は本公演のクララ役に抜擢され、重圧に翻弄されながらもクララを見事に踊りきり、その経験を自らの力とした。だが千花の方はプロバレリーナを目指す最後の望みを託した靭帯生体移植手術でも完全回復せず、絶望する。
果たして彼女は一流になることができるのか。バレエに対する情熱と自分自身に対する不安。バレエダンサーを目指す者特有の壁が立ちはだかる。
同時に、小学生時代から仄めかされていた「いじめ」問題が篠原家を翻弄する。更にバレエという夢舞台の裏側の、少年少女達の厳しすぎる現実をもえぐり出す。

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